会社設立するうえで、一番、訳分からないのが、どんな「機関設計」にするか?ということだと思います。
会社の機関とは、会社の意思決定や運営・管理をする地位(にある人)や会議体のことです。具体的には、株主総会、取締役、取締役会、監査役、監査役会、委員会(指名委員会・監査委員会・報酬委員会)、執行役、会計監査人、会計参与のことです。
これらをどのように組み合わせるのか?というのを「機関設計」といい、この記事で説明していく内容になります。
そのポイントは、取締役会を設置するかどうか?です。
「早く会社を設立したい」「機関なんかどーでもいいわ」という人の方が多いとは思いますが、後から、「この話を聞いていたら、そうはしなかった」なんていうのも困りますので、一通り説明させて頂きたいと思います。