経理とは何か?と聞かれても、具体的に分かりやすく答えることができないという方も多いことでしょう。
弊社も経理アウトソーシングの会社を始めて、2015年で第12期に入りました。ただ、恥ずかしながら、ケイリ、ケイリと毎日のように言いながら、経理について突き詰めて考えていなかったなぁと思い立ち、イチから経理について調べなおしました。今回の記事では、経理とはなにか?という基礎知識と、現実の実務と擦り合わせて分かりやすくお伝えさせて頂きます。
経理とは何か?と聞かれても、具体的に分かりやすく答えることができないという方も多いことでしょう。
弊社も経理アウトソーシングの会社を始めて、2015年で第12期に入りました。ただ、恥ずかしながら、ケイリ、ケイリと毎日のように言いながら、経理について突き詰めて考えていなかったなぁと思い立ち、イチから経理について調べなおしました。今回の記事では、経理とはなにか?という基礎知識と、現実の実務と擦り合わせて分かりやすくお伝えさせて頂きます。
溜まった領収書。どう整理していますか?
封筒に入れる。ノートに貼る。など、色々な方法が巷には存在しています。
それぞれにメリット、デメリットはあると思いますが、少なくとも私は会社の大小に関わらず、こうやっておくべきというやり方を決めています。
監査法人時代に数百社以上の領収書のファイリング状況を見た経験と、その後、経理アウトソーシング業務で実際に領収書のファイリング作業を行い、また税務調査対応を経て、これが現時点でのベストな保存法だと考えているやり方について、ご紹介させて頂きたいと思います。
あなたには、最初から最高のやり方で整理して欲しい。
そういう気持ちで領収書の整理方法を具体的に説明していきますので、よく読んで必ず実践して下さい。
ETCって便利ですよね。
「ETCを利用する場合、領収書ってどうなりますか?」
よく質問される内容です。
ネットで利用証明書をとって保存して下さい。というのがお決まりの回答でした。
ところが、調べてみると、利用証明書は必ずしも領収書と言い切れるものではないようです。
ETCと領収書の奇妙な関係についてご紹介しつつ、ETCの領収書問題にどう対処するかについて書いてみたいと思います。
簿記の本質的理解をしておくことは、決算書を理解するために有効です。取引を複式簿記による仕訳で表現し、これを勘定科目別に集計したものが決算書だからです。
仕訳を理解するためには、勘定科目の5分類とその属性を理解する必要があります。
会計の本質に迫るべく、余計なものは全てそぎ落として、最大限プレーンな状態で、経営者の方に本質的な理解をして頂くことを目標にして解説をしていきたいと思います。
皆さんの会社では、リースを活用されているだろうか?よくコピー機・車をリースしている会社が多いが、メーカーでは工作機械、最近では節税のために太陽光発電設備をリースで取得している会社もあると聞く。
経営者の方は固定資産を取得する際に、購入するかリースにするか迷う場面も多いと思う。そこで判断するためには、リースのメリット・デメリットを明確に把握する必要がある。
この記事で、会社がどんな状況のときにリースを活用すべきか判断の指針を提供し、リースをした場合の会計・税務処理も解説させて頂く。ぜひ、参考にして頂きたい。この記事の続きを読む
経営者の中には、決算書作成を経理社員や税理士に任せていて、あまり見ていない方も多いかもしれない。自分の会社のことは決算書なんて見なくてもわかる、というのはその通りかもしれないが、かといって決算書を見ないまま放っておくのも気が引ける方も多いのではないだろうか。
決算書は専門用語が多いので、何を見たら良いのかわからない、という声も多く聞く。そんな方のために、今日は決算書を見る際のポイントをまとめた。
決算書というのは、会社の全ての活動を数字に落とし込んだ情報である。経営者は常に将来を見据えて行動する必要があるが、この記事を読めば、過去の情報である決算書を見て、将来のための新たな課題や解決策を見つける事ができるだろう。今すぐできる決算書の読み方のポイントを伝授したいと思う。
私は公認会計士であるにも関わらず、財務諸表(決算書)が解ったと思えたのは、公認会計士になってから2年後くらいのある日でした。ある上場会社のキャッシュ・フロー計算書を作成しているときに、突然解ったのです。(ちなみに公認会計士になるためには会計士補(当時)になる必要があります。会計士補として就職してから数えると実に5年の月日が経っていることになります。)
恥ずかしくて申し分けない話ですが、当時は財務諸表(決算書)が理解できていないという認識もなく、解った気になって仕事をしていました。だから、財務諸表が読めない。決算書が解らないという経営者の方のお気持ちは、簿記や会計はカンタンだと主張する方達よりも理解出来ていると思います。
だいたいモノゴトをカンタンだという人の説明の方が難しいものです。だから、書店に置いてある本を読んで解らず仕舞いなのも解ります。
私は財務諸表(決算書)の理解は、かなり難しいと思います。
そう思っている私がその理解の仕方を書いたらお役に立てるのでは?というところが、この記事の発端です。
この記事を通じて、あなたが財務諸表(決算書)の世界の扉を開けて、その中に入って頂けるように説明していきたいと思います。
「領収書がなければダメだ。レシートでは話にならない。」
税理士から、そういう「指導」を受けている会社があると聞く。
あなたが新入社員の時に、領収書がないので経費精算をしてくれなかったベテラン経理担当者も、本当のところ、なぜ領収書がないといけないのかまでは理解していない。ただ、領収書を取らないといけないと税理士から「指導」を受けているに過ぎない。
このページでは、多忙な皆様に代わって、わたしが「指導」の根拠を調査した結果をご報告したいと思う。
「指導」にしたがって、セッセと領収書を集めている皆様には申し分けない結果なのだが、結論はタイトルのとおり「レシートで問題ない」だ。
(領収書でももちろん良いのだが)
しかし、レシートより領収書が優れていると考えるのは時代遅れの考え方だ。レシートには領収書にない利点があり進化しているからだ。
法人税設立する際に作成する定款の記載事項の中に、決算日という項目がある。
決算日は設立する場合に必ず決めなければいけないことだが、設立した後に変更することも出来る。したがって、会社設立の場面だけの問題ではない。
しかし、この決算日をいつにするのが良いか?と聞かれても、チンプンカンプンなのが普通だ。知識がなければ「いつだって良い」となってしまうだろう。現に、既に会社設立済みの「あなた」は、それほど深く考えて、いまの決算日を決めていないなんてこともあるのではないだろうか。
しかし、ビジネスにおいて「いつでも良い」なんてことは、ほとんど無い。少なくとも、わたしはそう考えている。
わたしがアドバイスする際は、4つの要素を提示し、その中から導き出される答えを比較検討したうえで決算日を決めてもらうようにしている。明確な理由に裏付けられた検討材料があれば、決めるのは簡単だ。
あなたが、最良の決算日を納得して決められるように、これから説明していくことにしよう。
キャッシュ・フローを改善したい。
そう思ってこのページをご覧頂いているあなたに、キャッシュ・フローで苦労したわたしが、実体験を踏まえてキャッシュ・フローの具体的な改善方法を全てお伝えするのがこのページの目的だ。
私がキャッシュで苦労した実体験
2009年3月19日、わたしは自宅を担保に差し出す手続きを自ら行うために法務局にいた。会社を立ち上げて5年。キャッシュが枯渇したのだ。つなぎ融資はおりたものの、経営者保証だけでなく住宅ローンがまだ25年も残っている自宅を担保に出さなければならなかった。銀行紹介の司法書士に手続きを依頼すると20万円。当時のわたしにはこの20万円はとても大きかった。なぜなら役員報酬を半年の間もらっていなかったのだ。
これは、公認会計士・税理士であるわたしがキャッシュ・フローをコントロールできなかった結果である。幸い、わたしはお客様や社員の助けもありこの窮地を乗り越えることが出来た。いま、この経験から学んだ多くのことをあなたとぜひ共有したいと思っている。
起業5年目までに知らないと損する 節税のキホン
山口 真導・著
「節税」の効果を正しく理解していますか? もし会社の利益率が1%だとすると、「1万円の節税は100万円の売上」「100万円の節税は1億円の売上」「1000万円の節税は10億円の売上」に匹敵します。
本書で、その方法をすべて公開します!
起業5年目までに知らないとコワイ 資金繰りのキホン
山口 真導・著
「クチコミで話題沸騰! 企業のお金の流れを管理・サポートしている公認会計士・税理士がキャッシュ・フロー(資金繰り)を改善するための施策を伝授! 起業5年目までの社長をはじめ、小さな会社のすべての社長に役立つ1冊。